レジはいらない。
セルフレジに慣れてしまってからというもの、もうセルフレジでしか精算しないようになってしまいました。
入ったコンビニにセルフレジがないと買わずに出て、セルフレジのあるコンビニを探すレベルです。
自分一人でできることのために、わざわざ人の手を煩わせるのが、まあ心苦しいのです。
コンビニでは、カゴも使わずに持てるぐらいのものしか買わないですし、支払いも電子マネーなので、慣れれば数十秒で精算完了です。
もはや、自宅の冷蔵庫と同等です。
スッと来て、パッと取って、ピッと払って、サッと出る、みたいな。
なんて便利なんだろう!
ただ、最近感じるのは、レジにお店の人が立って待ち構えているにも関わらず、素通りしてセルフレジに向かう時の後ろめたさ。
自分が、そのお店の人だったら、きっとこう思うだろう。
俺って必要なのかしら、と。
違う違うそうじゃない。
もっと他に必要とされることがあるんだよ、と声を大にして言いたい。
そうして、日々、時代の流れを感じながら、私は今日もセルフレジへと向かうのです。